本文へスキップ

寝たきりから介護に頼らずに回復する方法

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.072-761-5589

大阪府池田市石橋1丁目23-5 神戸屋ビル1F

寝たきりから介護に頼らずに回復する方法How to recover from bedridden without relying on nursing care

2018年1月4日 15:42:55

寝たきりから介護に頼らずに回復する方法

寝たきりの誤解と改善方法

寝たきりと介護
寝たきりと言っても、想像しているよりも動けるものです。
完全に寝たきり状態になると自宅では介護できず特別養護施設に入れる必要がでてきますが。。。
問題なのは寝たきりになってしまった周囲。家族や医師が『諦めて』しまう事です。
実際に諦めないことで回復した例は多くあります。


寝たきりから回復する3つのポイント

寝たきりからの回復の3つのポイントは食事、睡眠、運動です。
当たり前の事が出来ていないために回復できない事が多くあります。
私の担当していた患者様で病院の検査入院で寝たきりになってしまうことが非常に多かったために、検査入院になる「ダメだな」と思ったこともありました。
なぜ検査入院で起き上がれなくなるほど衰弱してしまうのでしょうか?

食事について

病院の食事はいまだに高タンパク、高カロリーという時代錯誤となっています。
入院期間中に胃腸が疲労してしまい、それと同時に動けなくなる。というのが寝たきりになる流れとして多いでしょう。
寝たきりからの回復のためには食事をかなり減らす必要があります。
また寝たきり状態になると満腹感が感じられにくいのか限界よりも多く食べてしまう傾向があります。
介護するご家族の方が食事の量の調節や間食を禁止する必要があります。

睡眠について

寝たきりの人は読んで字のごとく、ずっと寝ています。
よく介護施設などへ行くと無理やり起こして座らしている光景を目にしますが、そのような環境で回復した人はまずいないでしょう。
対して、自宅で本人が寝た状態をある程度放置しながら、介護していると寝たきりから脱出できることがあります。
大病を患ったり、重度の精神疾患からの回復過程で睡眠が一時的に増える、過眠状態に陥ることがあります。
過眠は決して悪いものではなく、心身が回復するには必要な過程と言えます。
寝たきり状態では過眠と考え、無理に起こさずに、もちろん施術や治療を行いながら回復を促すのがもっとも回復の近道と考えています。

運動について

寝たきりからの回復でとりあえず歩かせる、頭の体操をさせるといったリハビリを見受けます。
しかしやみくもに運動を勧めることは疲れを蓄積するだけで結果的には長続きすることはできません。
寝たきりの運動は、できることからゆっくりする必要があります。
まず徹底して自力での「寝返り」「起き上がり」を練習します。
実は筋力はそれほど落ちていないので、できることからやっていくことで以外に早く歩けるようになるものです。
そして、トイレや食事はできる限りベッドから離れて行うことです。
食事と排泄は命にかかわる事柄。日々の積み重ねとして、食事とトイレほど重要な運動はありません。

寝たきりからの回復は特別な事をするわけではなく当たりまえのことを、ご本人の身になって毎日積み重ねていくことです。その際には鍼灸治療は回復を妨げない方法として最適です。






木もれび鍼灸院院長 木もれび鍼灸院院長弓削周平

長春中医薬大学 中医学士
長春中医薬大学 客員教授
吉林省公認 推拿師
北摂中医鍼灸研究会 代表


学生時代に父親がうつ病を発症。病院に行ったにも関わらず、完治することはなかった。この経験から精神疾患とそれに付随する不定愁訴(腰痛や不眠症、耳鳴りなど)で苦しんでおられる患者様と向き合おうと、伝統医学を極めるために中国の中医薬大学へ留学し、中医学と東洋医学(漢方・鍼灸)を体系的に学ぶ。日本に帰国後さらに日本伝統鍼灸を学び研鑽を積む。
この針治療が患者様からとても好評で多くのお喜びの声を頂いている。

→ブログ


木もれび鍼灸院
阪急石橋駅から徒歩5分
伊丹空港から15分
Address:大阪府池田市石橋1-23-5
TEL:072-761-5589
HP:https://www.ishibashikomorebi.com
Area:池田、豊中、箕面、尼崎はじめ大阪全域、北九州、名古屋、横浜、東京など全国から多数来院